2017(4月~7月)
7月26日(水)~7月28日(金)1陣
8月1日(火)~8月3日(木)2陣
高等部1学年 吉和キャンプ



高等部1年生は、夏期休暇中に2つのグループに分かれて、「山陽女学園吉和キャンプ場」でキャンプを体験しました。自然に囲まれた3日間の生活は、生徒たちにとって普段とは違う新たな挑戦ばかりでした。食事作りや火おこしは、初めはなかなかうまくいかず、苦労しました。しかし、日が経つにつれて段々慣れていき、手際よく準備するたくましい姿を見ることができました。
また、川遊び、キャンプファイヤーなど様々な活動も行いました。特にキャンプファイヤーでは、生徒たち自身が考えたゲームで大いに盛り上がり、最後にみんなで大合唱をして、楽しい時間を過ごしました。
7月29日(土)~7月31日(月)
中等部2学年 キャンプ
中等部キャンプ1日目は、夕飯を自分たちで作るところから始まりました。
それぞれの班で協力し、まきでご飯を炊いたり、カレーを作ったり、様々な工夫をしながらみんなで協力している様子をうかがうことができました。夜になると満天の星空が広がり、夏の大三角形や北斗七星など、多くの星座を観察することができました。周りを見渡すと蛍が飛んでおり、自然を感じることができました。
2日目はウッドワン美術館にいき、絵や陶器などの芸術に触れてきました。生徒も真剣な表情で作品を見ていました。夜にはキャンプファイヤーを予定していましたが、雨が降ってしまい中止となりました。生徒たちもとても残念がっていました。
キャンプは、電気やガスのある生活から離れることで、普段どれほど恵まれた生活をおくっているのかがよくわかる体験だったと思います。みんなで協力すること、自主性を身につけることの大切さを学びました。
6月17日(土)
高等部2学年 校外研修
高等部2学年は、平和学習の一環として、呉にある大和ミュージアムと江田島自衛隊第一術科学校を見学しました。
江田島自衛隊第一術科学校では、敷地内の建物を案内していただきました。旧海軍学校生徒館は間取りの特徴や外壁の煉瓦が特殊で高価であったことを解説していただき、教育参考館では二十歳前後の学生だった特攻隊員の遺書にふれました。
大和ミュージアムでは、「海底の戦艦大和」という企画展が行われており、2016年に実施された潜水調査の際に撮影された、艦首部や主砲塔など写真や映像が展示されていました。また、実物の10分の1サイズの「大和」やその設計図、呉の歴史、零式艦上戦闘機などが展示してありました。
生徒は日頃見る機会のない貴重なものに触れ、真剣な様子でした。今回の校外研修で、歴史を振り返り、戦争の悲惨さや平和について、考えを深化させることができたようです。
6月2日(金)~6月4日(日)
中等部1学年 徳地研修
入学後初めての宿泊研修(国立山口徳地青少年自然の家)へ行きました。
研修期間は天候に恵まれ、「野外炊飯」・「TAP」(徳地アドベンチャープログラム)・「ビーイング」の研修を無事終えることができました。
「野外炊飯」では、薪割り・火起こし・調理・片付けを協力しながら、カレーを作りました。
「TAP」では、グループワークを通して、協調性や信頼感を高めることができました。
今までできなかったことが、クラスメイトの応援や協力で達成できた姿は、とても感動的でした。
「ビーイング」では、クラス目標を達成するために何が必要か、意見をまとめ、クラス目標達成のため1人1人が意識していくことを再確認しました。
3日間を通して、団結力をより深め、自己理解・他者理解をすることができました。
5月20日(土)
体育大会
真夏のような明るい日ざしの中で、今年度の体育大会が行われました。生徒だけでなく、教員も赤・黄・紫に分かれて戦いました。例年になく最後まで勝敗の行く方がわからず、ハラハラドキドキさせられる戦いの連続でした。特にいくつかのリレーでは手に汗握る大接戦がくり広げられました。
「10人11脚タイムレース」で驚異の強さをみせた紫。「暴暴タイフーン」で接戦を競り勝った黄。「みんなでジャンプ」で一番多く飛んだ赤。各色自分たちの色が勝利するように一生懸命戦いました。
結果は高等部3年生が中心の紫が総合優勝。また、高等部3年生によるクラスごとの創作ダンスは、どのクラスも団結力が強く、素晴らしい出来栄えでしたが、3年8組の「3-8(みつばち)のはちみつハント」が第1位でした。
うれし涙、悔し涙。生徒にとって思い出に残る体育大会になったことでしょう。
4月25日(火)
中等部3年生 遠足
中等部3年生は「奥田玄宗・小由女美術館」「みよし風土記の丘」に行きました。
美術館では、学芸員の方に常設展の作品を解説してもらいながら鑑賞しました。
日本画は見方によって光沢感や質感が変化することを知り、いろいろな角度から楽しむことができました。
次に「みよし風土記の丘」では園内を散策しながら、古墳、竪穴式住居、高床式倉庫を見学しました。社会の授業で名前は知っていたものの、実際に見ることが初めての生徒がほとんどでした。今回実際に見て、さらに中に入ることもでき、生徒たちからは、「ここなら暮らせる」など様々な感想が聞かれました。続いて、炊飯体験をしました。土鍋を使い、火が消えないようにうちわで仰ぎながら、ご飯を炊きました。土鍋から湯気がたちあがると歓声があがり、その後炊きあがったご飯をみんなでおいしくいただきました。
教室を離れ、のびのびと過ごしながら、貴重な体験ができました。
4月25日(火)
中等部2年生 遠足
4月25日、中2は安佐動物公園に遠足に行きました。まず、「標本教室 本物の骨を触ってみよう」というテーマで授業を受けました。草食、肉食動物の骨格は、食べるものや生活環境によって大きく異なること、安佐動物公園で死んだ動物は骨格標本として100年近く活用できることも学びました。実際にキリンの背骨をみんなで並べ替えて完成させましたが、難しくて時間がかかりました。天候はすぐれませんでしたが、昼食を済ませて、午後からは自分の描きたい動物のスケッチに取り掛かりました。ポニーやミーアキャットなどお気に入りの動物を観察して描きました。今回の遠足では2つの目標がありました。集合時間を守り、マナーを守って行動する、クラスの仲間と楽しい時間を過ごすことです。この目標は達成できたと思います。これからも行事を通してたくさんのことを学んでほしいです。
4月24日(火)~25日(水)1陣
4月25日(水)~26日(木)2陣
高等部1年 徳地研修
入学後、最初の宿泊行事「徳地研修」を実施しました。参加クラスは1学年の1組、2組、4組、5組、6組、8組の132人。集団行動の徹底と、クラスの絆を深めることが目的です。
研修内容は「徳地アドベンチャープログラム」(TAP)と「ビーイング活動」。TAPで扱われるアスレチックやゲームすべて、協力・信頼・結束・許容・挑戦に帰着するように組み立てられています。なかには命綱をクラスメイトに託し、高さ8メートル、距離20mに渡って張られたワイヤーを伝い歩くという高度なアスレチックも。
ビーイング活動では、TAPで育んだ絆をもとに、クラス目標の実現、居心地のいいクラス作りに向けた意見を1枚の模造紙にまとめ、作品を完成させました。
学園生活はまだ始まったばかり。1泊2日、濃密な時間を過ごした仲間とともに、日々の学習、行事に挑戦し続けます。
4月24日(火)~25日(水)
高等部1年7組 福山研修
高等部1年7組は「福山県立福山少年自然の家」に1泊2日の宿泊研修に行ってきました。
到着してすぐに「福山少年自然の家で冒険の一歩を踏み出そう」(SAF)というプログラムに挑戦しました。この活動では、自ら考え取り組む力(主体性)・自分の考えを伝え、他者の意見を受け止めながら意思疎通を図る力(コミュニケーション)・困難だと思う課題に対して果敢に挑戦する力(チャレンジ)・自他の考え方の違いを認め仲間と力を合わせ取り組む力(協調性)を学びました。生徒はクラス全員で協力してプログラムをこなし、一回りも二回りも成長したように感じました。また、夜には「ビーイング活動」に取り組みました。あらかじめ生徒たちが決めておいた「クラス目標」のために、「必要なこと・必要ではないこと」について意見を出し合い、それをみんなでまとめて図にしていきました。
この福山研修を通して、お互いの個性を認め合い、クラスの団結を深めることができました。また、主体性とチャレンジ精神を養うこともできたと思います。
4月21日(木)
中等部 講演会
防災家の野村功次郎さんとお笑い芸人のぜんじろうさん(吉本興業所属)の2名を講師にお招きし、ご講演いただきました。前半の野村さんは、自身の生い立ちや消防士時代に体験したことを通して、命の大切さや儚さ、そして「今のこの瞬間も一生懸命に生きてほしい」というお話でした。後半のぜんじろうさんは、まだメジャーリーグへ挑戦する日本人がほとんどいない時代に、一人海外へ飛び立ち、いくつものピンチを乗り越えてチャンスをつかんだ武勇伝などをテンポのよい語りで、終始笑いの絶えない講演となりました。
お二人のお話に共通していたのは、「人生、反省することはあっても、後悔だけはしないでほしい」というメッセージでした。この先の人生、いくつもの困難や逆境に直面するでしょうが「こうしていれば・・・」ではなく、「あのときがあったから、今の自分がある!」そう思える人生を歩みたい、歩んでほしいと思いました。
これからも、いろいろな人生の先輩のお話を聞く機会を通して、しっかり前を見据えて自分の足で未来へ向かって歩むことができる、そんな女性になってほしいと思います。